1969-06-19 第61回国会 衆議院 内閣委員会 第33号
沖繩というものを中心にして、一つ事があれば、フィリピンも、あるいは豪州、ニュージーランドも、台湾も、韓国も、あるいはSEATO関係諸国も、共同戦闘の義務を負っている条約でございますから、それが日本に返る、そうなると、日本とアメリカの関係における安保しか残らない。そうなると、そこに何がしかのものがなければならぬ。
沖繩というものを中心にして、一つ事があれば、フィリピンも、あるいは豪州、ニュージーランドも、台湾も、韓国も、あるいはSEATO関係諸国も、共同戦闘の義務を負っている条約でございますから、それが日本に返る、そうなると、日本とアメリカの関係における安保しか残らない。そうなると、そこに何がしかのものがなければならぬ。
外務大臣、SEATO関係は全部出ているわけです。韓国も出た。台湾も出た。日本は、LST関係は、ただあれはMSTSの直接雇用だからわれわれは関係ないとは言えないのではないか。八百二十三名、十七隻、しかも写真を見ると、ちゃんと大砲を持ち、機関砲を持ち、アメリカの国旗を掲げ、全部武器弾薬の輸送に当たっているわけです。そうすると、SEATO関係、さあ日本だ、韓国だ、台湾だ、こうなるんですよ。
しかも、またこの問題が熱い戦いになるならば、アメリカだって、やはりSEATO関係その他のいわゆる関係、豪州とアメリカの関係、いろいろ複雑しておるのであります。ことに、中共問題につきまして私はいろいろ考えていく場合に、中共問題を日本だけで片づけるのはなかなかむずかしい。
○国務大臣(池田勇人君) 東南アジア開発機構と申しますか、今インドとタイと日本のまあスリー・ワイズ・メンと申しますか、そういう計画のなれた人が案をこしらえまして、SEATO関係十八カ国の意見をまとめておるようであります。しかし、まだ各国とも意見はきまっていないし、日本もどういう態度に出るか見ておる。
また、今年二月に出ました米国の国防白書、これを見ましても、また、NATO、SEATO関係国の態度から見ましても、もう例外なく、戦争に対する警戒と、これに対する安保体制の強化を力説しておるようであります。共産主義陣営におきましては、昨年の秋に行なわれました八十一カ国の会議、続いて本年のワルシャワ会議等におきまして、関係各国はいよいよ結束を固くしております。
SEATO関係の情勢がどうであるかということも、これは重大な関心を持つべきことでありますが、私としては、この問題に関連しての国防会議の議題を想定するという段階には至っておりませんです。
それと関連するわけでは別にないが、今日の新聞を読むとダレス国務長官はSEATO関係としてタイに職業訓練施設、それから東南アジア工業学校の設立計画を明らかにしたと書いてある。ダレスの故知にならうわけじゃないけれども、たとえば医者の養成というようなことですね。日本には優秀な医学の教授がたくさんおります。戦時中だって板垣さんその他があそこに行って、ジャカルタ医科大学の経営を引き受けておったことがある。
○岡田委員 連絡があるとするならば、この間SEATOの合同演習といわれるバンコックの近くでSEATO関係の諸国が演習をやったのですが、そのときに日本から相当大部隊のアメリカ駐留軍が動いております。あなたも御承知のように、横須賀からは海軍の旗艦であるプリストン号が出港しております。それから空軍関係では九州のほとんどの空軍が動いております。こういうことについて事前に連絡ございましたか。
防衛上問題で、日本の国内に、この前問題になったように、タイ国やフィリピンやその他のSEATO関係国の兵隊を、アメリカの軍事基地か何か知らないが、ともかく連れてきて訓練しているでしょう。